首イボにリンゴ酢を使うといいというのはまことしやかにささやかれている噂ですが、首イボにも種類があるのでリンゴ酢が効く首イボと効かない首イボがあります。
ちなみにリンゴ酢が効くタイプの首イボについてはリンゴ酢でもいいのですが、リンゴ酢が効かないものはイボが消えたり取れたりするどころか逆効果になってしまう可能性もあるのです!
今回は首イボとリンゴ酢の効果について、実際に塗った時のデメリットも交えながら解説していきたいと思います。
リンゴ酢が効くのはウイルス性の首イボだけ
確かにリンゴ酢は首イボには効果があります。でもそれはウイルス性の首イボだけに限った話です。
リンゴ酢は雑菌の繁殖を抑えることで塗ったところをキレイな状態に保つ効果が期待できます。ウイルスに関してもしっかりと殺菌することができるため、もし首イボがウイルス性のものであれば効果が期待できるでしょう。
しかしウイルスとは何ら関係ない老人性の首イボは原因が肌の乾燥だとか衣服の摩擦によるものですのでリンゴ酢の抗菌効果も全くと言っていいほど効果を発揮できません。
リンゴ酢を使った首イボ対策のやり方
リンゴ酢を使った首イボ対策のやり方は以下の通りでとても簡単です。
- 化粧用のコットンにリンゴ酢を浸す
- リンゴ酢を浸したコットンをサージカルテープなどで首イボに貼り付ける
- リンゴ酢コットンを貼ったまま一晩おく
- 首イボがかさぶたになって取れるのを待つ
でも実際にやってみるとデメリットがいくつか見つかりましたのでチェックしていきましょう。
老人性首イボにリンゴ酢を使うことのデメリット
リンゴ酢は肌に直接塗るには刺激が強いです。まさにこの刺激の強さこそがデメリットです。
首イボをリンゴ酢で落とすにはガーゼなどに浸み込ませて首イボのある部分に貼り付けて長時間過ごすわけですが、実際にやってみると周辺の肌が結構荒れます。
リンゴ酢ってこんなに刺激の強いものだったのか!とビックリしました。
1日置くだけで真っ赤になりますし、そのまま2日~3日くらい経つと首元にかさぶたなどが出来るくらいになるので首イボだけにダメージを与えてポロっと落とすなんてことは不可能です。
つまりリンゴ酢で首イボを落とすというのは周りの肌ごとダメージを与えて取るということなんですよね。
それからコットンをサージカルテープなどで首に貼ることになるのですが、これもなかなか刺激になってしまいます。特に肌が弱い人などは間違いなく被れてしまうので「私はちょっとやそっとじゃ肌荒れなんてしない」という自信がある人以外はやらない方がいいかもしれませんね。
逆に首イボが増えてしまう可能性もある
老人性の首イボに悩まされている場合、残念ながらリンゴ酢は逆効果になってしまうかもしれません。
そもそも老人性の首イボは肌が乾燥したり衣服の摩擦によって首周りに出来てしまうことが多いものです。肌へのダメージが原因である以上、リンゴ酢によってさらにダメージが加わると首イボは取れるどころか増えてしまいます。
まとめ
リンゴ酢はウイルス性の首イボには一定の効果が見込めます。リンゴ酢の抗菌効果によってウイルスを除菌することができるからです。
でも肌の乾燥や衣服の摩擦によって出来る老人性の首イボについては全くといっていいほど効果がないばかりか逆に数が増えて悲惨なことになってしまうかもしれません。
特にリンゴ酢にこだわりがないのであれば首イボ対策としてリンゴ酢を使うのはやめた方が無難なのではないかと思います。
どうせなら首イボ用に成分を調整されている首イボ専用のオールインワンゲルを試してみた方がいいかもしれませんね。