首イボを病院に行かずに自分で取るための方法の一つとして「糸で縛る」ことで取るという方法があるのをご存知ですか?
昔から首イボに限らず「イボを糸で縛る」というのは民間療法的に存在してきた対処法ではあります。
とは言っても首イボだって身体の一部だし、糸で縛ることで切るというような荒っぽい方法では血が出たり痕が残ったりするんじゃないかと心配になりますよね。
実際のところ、首イボを糸で縛るというのはデメリットがあるのであまりおススメはできません。
今回は首イボを糸で縛ることでちゃんと綺麗に取り去ることは本当に出来るのか?気になるデメリットについて解説していきたいと思います。
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この記事の目次
首イボを糸で縛ると本当に取れるのか?
まず首イボは糸で縛ると取れるのか?というと確かに取れます。首イボを糸で縛ることで血流を止めて壊死させることで除去出来るからです。
首イボにはサイズ別に「スキンタッグ」や「アクロコルドン」と呼ばれるものがあります。
アクロコルドンは首や脇の下、デコルテなどを中心に出来る肌色や茶褐色の3mm以下のイボで、スキンタッグはアクロコルドンよりちょっと大きめの数mmから最大1cm以下のイボです。
基本的にどちらもイボとしては小さいので大きな血管が通っておらず、糸で縛っても大量に出血することはほとんどないため糸で縛るだけでも十分対処できるということなのです。
しかし原理としては切開するのと変わらない上にあくまでも民間療法なので自分で自宅で行うにはデメリットがあります。
首イボを糸で縛ることのデメリット
では首イボを糸で縛るということはどんなデメリットがあるのでしょうか?
大きさによっては出血と痛みを伴う
1mm程度の小さいイボであれば、血が出るということはあまりありません。しかしちょっと大きめのスキンタッグ(1cm程度のイボ)になると、わずかながら血管が中に通っていることがあります。
首イボを糸で縛るというのはゆっくりと切開していることと変わりありません。上手く糸で縛れば枯れたようになるのですが、それでも皮膚にとってはそれまであったものが無理やり切り離されることには変わりないので少しでも血管が通っていれば血が出るのは当然です。
神経が通っているものもあるので、糸で縛った時に痛みを感じるケースもあります。
血が出たり痛いのが怖いという人は「切らない・痛くない」方法にした方がいいです。
化膿する危険がある
首イボを糸で縛って取るということはゆっくり切開するのと変わらないのですが、ここで糸が清潔じゃなかったりすると傷口から細菌が侵入します。
女性である程度ロングヘアーであれば自分の「髪の毛」を使って首イボを縛っているという強者もいますが、細菌が侵入するかもしれないという点では最悪の処置です。
また清潔な糸を使っていたとしても、首イボを除去したあとの傷口に対して殺菌したり、後から菌がつかないような配慮をしないと化膿してしまう危険性があります。
痕が残る可能性がある
どんなに上手く糸で縛っても傷が出来ると痕が残る可能性はゼロではありません。
首イボが目立ってしまうように、首元というのは傷が残るととてもよく目立ちます。
表面上はイボが取れていたとしても痕が残ってしまえば遠目にみてもキレイな首元とは言えなくなりますので、糸で自分で除去するのは辞めた方がいいのです。
多くの場合再発する
糸で縛るという対処法だけに限ったことではなく病院で行う液体窒素やレーザー治療でも同じことが言えるのですが、外科的な処置では首イボの根本的な改善をすることは難しく、ほとんどの場合再発します。
むしろ液体窒素やレーザー治療の場合はアフターケアについても病院でしっかりと薬が出されたり通院を重ねて治療することになるので再発防止という意味ではいくらか安全です。
しかし自宅で糸で縛って自分で取るという場合は専門家や医師の目の届かないところで切除するということですので、普通に治療するよりもずっと再発の可能性は高くなります。
糸で縛らなくても自宅で首イボを取る方法がある
首イボを自宅で自分で簡単に取る方法は何も糸で縛るだけではありません。最近は首イボをポロポロ落としてくれるオールインワンゲルが口コミで話題になってきています。
パッケージに首イボ対策化粧品であることは書かれていませんので誰にもバレずに安全に首イボを落とすことができますし、あんずエキスやハトムギエキスといった首イボに効果が得られる成分がしっかり配合されているため確実なんです。
またオールインワンゲルということで、現在使っている化粧水・美容液・乳液などもこれ一つにまとめることが出来るのでかなり便利です。
実際に首イボに使ってみた使用感などを口コミレビューとして紹介しているので良かったらチェックしてみてください。
まとめ
首イボを糸で縛ると確かに取り去ることは可能です。首イボを壊死させる形で枯れさせて取れば思った以上に簡単に落ちます。
しかし、痕が残ったり出血したり再発する可能性も高いのであまりおススメはしません。糸で縛っていても物理的には切開しているのと変わらないので痛みが出ることもありますし自分でやると化膿する危険もあります。
首イボ対策用にあんずエキスやハトムギエキスが配合されたオールインワンゲルなどもあり、使ってみると結構ポロポロ落ちたりするのでそちらを使うのがいいです。