首イボを病院で治療して消したい!元の肌に戻したい!と思った場合は皮膚科を受診することになります。でも治療するには一体いくら必要になるのでしょうか?
病院で首イボの治療をするなんて聞いたことが無い人がほとんどだと思います。私もいろいろな病院に問い合わせたり実際に受診したりして調べてみるまで治療内容も値段の相場もわからなかったです。
そこで今回はこれから首イボを病院で治療しようと考えている人のために、皮膚科で首イボを除去した場合の費用がいくら必要になるのか?また治療の内容とそれによって考えられるデメリットについて解説したいと思います。
首イボを皮膚科で治療する場合の費用
まずは首イボを治療するために皮膚科にかかった場合、首イボを除去するところまで治療を受けたらどのくらいの費用がかかるのか?いくらお金を用意したらいいのかを解説します。
首イボの大きさによって治療内容も変わってくるので、費用も異なります。
首イボが小さい場合の費用
スキンタッグと呼ばれる褐色の小さな首イボ(だいたい3mmくらい)やアクロコルドンという首イボ(スキンタッグよりもちょっと大きい)であれば炭酸ガスレーザー治療で治療することが多いです。
この場合の費用は1回につき5000円くらいが目安になります。
首イボの数によっては、主に少ない場合などにはそれよりも安いプランを用意している病院もあります。
首イボが大きい場合
軟性繊維腫という種類の首イボの場合によくあるのですが、サイズが大きくなっていると費用もちょっと高くなります。手術の内容が大掛かりになるためですね。
最大で15000円から3万円くらいまでかかるケースもあるようです。このあたりは実際にイボを診てもらって実際にどのくらいの費用になるかを見積もってもらう必要があります。
もちろんこの価格には施術をしてもらう病院によっても違いがありますので、治療を受ける前に確認するのはもちろんですが、事前に複数の病院の比較をしておくのが大事ですね。
皮膚科での首イボの治療内容とデメリット
次は首イボを皮膚科で治療する場合、手術の内容にはどのようなものがあるのかをチェックしておきましょう。
ハサミで切除
一番原始的な方法ですが、小さいものの中でもスキンタッグといった角質層の盛り上がりだけで出来ているイボならハサミでカットしても出血する事は無いので問題ないです。
アクロコルドンや軟性繊維腫と言ったイボは角質の下の方まで根付いているため、出血してしまいます。
デメリットは「怖い」ということですね。私は個人的にはやりたくないです。
液体窒素による冷凍治療
バラとかバナナとかを瞬時に凍らせる理科の実験などでおなじみな「液体窒素」を使います。ピンセットを液体窒素で冷却してそのまま首イボをつまんで瞬間凍結させます。
スキンタッグや小さいアクロコルドンなどはこの方法で切除することも出来るようです。
デメリットは痕が1~2週間程度残ってしまうということです。時期が来れば自然にかさぶたになって脱落するのですが、それまでの期間、隠しようもないですし、恥ずかしいですよね。
炭酸ガスレーザー治療
首イボだけじゃなくほくろやニキビなどにも使われることがあります。盛り上がっている部分を圧力で破壊するのですが、施術する側としてはとても扱いやすい術式のようで、ミスが少ないようです。
小さいイボなら麻酔無しで削ることもできます。
また炭酸ガスレーザーは小さいイボだけじゃなく1cm未満の若干大き目なサイズのイボにも効果的です。この場合は局所麻酔をして根元の部分から焼き切るようにして切除します。
デメリットはちょっと費用が高くなりがちだということですね。健康保険の類が適用にならないのです。
メスで切除
局所麻酔を使いながらメスで首イボの根元の部分から切除します。麻酔とメスを使うものの、基本的に日帰り手術です。
イボのサイズとしては大きなものを切除するために使われる方法ですが、傷跡を縫い合わせるという工程も入るのでなかなか大掛かりです。
値段は高くなりがちだしメスを使うので怖いし、しばらく痕も残ります。デメリットが多いですね。でも軟性繊維腫などでサイズの大きなイボになるとメスで切除する手術は効果的です。
まとめ
今回は首イボを皮膚科で治療する場合の内容やそれに応じた費用、そしてデメリットについて解説してきました。
手術をするというのはいまある首イボを切除するには最短ルートの解決方法なのですが、安くて数千円から、高いと数万円にもなる手術費用がかかります。
しかも手術をしたとして完治するかというと必ずしもそうではなく、再発などしてしまって結局根本的な解決にはならないことが多いです。それは首イボの原因が乾燥と保湿にあるからですね。
首イボを落とすケア用品を使えば、肌のターンオーバーを促すことで切らずに首イボを消すことも出来ますし、肌質を改善していけば再発を防ぐことも出来ます。
手術に踏み切る前に検討してみてもいいのではないでしょうか?