角質が乾燥をしたり外部からの刺激(衣服の擦れなど)によって出来てしまう首イボですが、ベビーオイルを塗ると解消出来るという噂が囁かれています。
ベビーオイルと言えば薬局やコンビニなどにも売っているごく一般的な商品ですし、特に新しく買うまでもなく自宅に用意があるという人も多いはずですのでもしかしたら試してみたことがあるという人もいるかもしれませんね。
結論から言うと全く効果が無いのですが、実際に塗って検証した結果の口コミと併せて、なぜ首イボにベビーオイルが効かないのかを解説していきたいと思います。
首イボにベビーオイルはびっくりするくらい効果なし!
私が実際にベビーオイルを首イボに塗ってみた結果からお伝えしますが、まるで効果なかったです。
ただ、効果が無かったところで何か大きく期待が外れたという感じもしないですよね。だって元々ベビーオイルの目的や効果というのは「首イボ対策用」というわけではないのですから。
一応噂になっていたり、質問掲示板などで「首イボに対してベビーオイルは効果があるのか?」という議論が交わされていたりするので検証してみたものの、やはり思った通り効果が無いという結論になりました。
ベビーオイルの本当の効果と使い道
ベビーオイルは本来、その名前の通り赤ちゃんに使うものです。赤ちゃんの肌はちょっとしたことでダメージを受けやすく乾燥しやすいので、デリケートな赤ちゃんの肌を守るために塗るオイルです。
保湿効果に優れており、水分キープ力はホホバオイルの約3倍、オリーブオイルの約5倍ともいわれています。
大人が使うにしても主な用途は保湿ですね。お風呂上りなどに普通に肌の乾燥しやすいところに塗って馴染ませることでケアが出来て便利です。
市販のクレンジングをベビーオイルに置き換えて化粧落としとして使うということもできます。天然由来のオイルなので刺激が少なく、普通のクレンジングだとちょっと肌が荒れやすいという人にとってはかなり重宝するのではないでしょうか。
首イボに対して期待できる効果
実は首イボに対してベビーオイルを使うのは全く効果が無いというわけでもないのです。首イボの正体は角質が乾燥して、そこに刺激などの外的要因が加わることによってできる角質粒です。
つまり首イボが出来るまでには「肌の乾燥」が大きく関わっているのです。ということは乾燥を抑えてしっかり保湿してあげると首イボは取れやすくなりますし、新しい首イボもできにくくなるということですね。
首イボを解消するための決定打となる成分としてはハトムギエキス・ヨクイニン・アンズエキスなどの首イボを柔らかくしながら肌のターンオーバーを助ける成分が必要になりますが、保湿のために補助的な位置づけでベビーオイルを使うのはかなり有効だと言えるでしょう。
まとめ
ベビーオイルは首イボに塗っても大きな効果を実感することはできないでしょう。ほとんど全く効果なしと言ってもいいくらいなので、過度な期待を持つのはやめた方がいいです。
もちろん、首イボは乾燥が原因で角質が粒状に盛り上がってしまうものなので、首周りの肌の乾燥をベビーオイルを使ってケアすれば原因を潰すことができ、多少は効果が得られるはずです。
でも首イボの解消に必要なのはアンズエキスやハトムギエキスといった首イボ解消のために配合されるような成分です。
これらがしっかりと配合されている首イボ対策用のオールインワンゲルなどもあるのでチェックしてみるといいかもしれませんね。