首イボと言っても大きさは様々ですが、首に大きいイボが出来た場合はどのように対処するのがいいのでしょうか?真っ先に思いつくのは外科手術ですが、それ以外の対処法は無いのでしょうか?
今回は大きい首イボが出来ている場合の対処法と、そもそも大きい首イボとはどんなものなのかを紹介したいと思います。
大きい首イボの正体は「軟性繊維腫」
大きい首イボってどのくらいなのか?というと直径5mmを超える大きさで、1cm以上になることもあります。このくらいの大きさの首イボは「軟性繊維腫」といって角質層の下の皮膚から飛び出した首イボです。
角質層から飛び出たアクロコルドンや、小さな首イボであるスキンタッグなら比較的簡単に取ることが出来るのですが、軟性繊維腫かそれ以上の大きい首イボであれば対処法がちょっと違ってくるのです。
基本的な対処法は外科手術
軟性繊維腫の基本的な対処法は外科手術です。1cmを超えるようなものは炭酸ガスレーザーなどが使われますが、あまりに大きすぎるものの場合はハサミやメスによる切開になります。
大きい首イボの対処法は基本的には手術しかないと思っていた方がいいということです。
まずは皮膚科に行って相談してみるということを優先するべきですね。(どこのクリニックを受診するかによっても対応が変わってくることがあります。)
また小さいぽつぽつとした首イボであればいくら病院で除去しても再発しやすいという難点があるのですが、大きい首イボであれば除去したあとにそんなにほいほい再発するようなことはありません。
目立つものから病院で確実に除去するというのが個人的な見解としてはおススメですね。
手術以外で対処する方法
目覚ましい効果があるとは言えないのですが、大きい首イボの基本的な日常のケアとして「首イボに効果的なオールインワンゲルを使う」という手段もあります。
これは手術で除去したあとでも使えますし、現在手術などを予定していない首イボに対しても大きな効果を発揮してくれます。
首イボの原因というのは大きさに関係なく肌の乾燥や角質の水分不足といったことが考えられますので、日常的にこうした保湿効果の高い首イボ対策用オールインワンゲルを使っていくことでケアしていきたいところです。
ただし、こうした首イボ対策のオールインワンゲルが首イボが小さい場合(スキンタッグやアクロコルドン)だと特に効果を発揮します。
1cmを超えるような大き目の首イボの場合はそんなに簡単にポロポロ取れるわけでは無いのであくまでも日々のケアのためと思って購入するといいでしょう。
まとめ
今回は大きい首イボがある場合の対処法について解説しました。基本的には手術を検討しつつ皮膚科を受診するのがよさそうです。
首イボ対策のケアアイテムを使うというのも効果はありますが、オールインワンゲルなどを塗ったとしても効果が出るまでに時間がかかります。
大きい首イボの場合はとにかく目立つので早めに皮膚科に行って取ってしまうのがいいでしょう。
また、オールインワンゲルなどでの首イボ対策は日常的なケアの手段として考えて使うといいです。