首に出来るぽつぽつ「首イボ」を皮膚科で治療しようとした時に、医療用のハサミで切除するという治療法があります。
ハサミで切るくらいなら自分でもお金をかけずにできるのではないか?と思ってしまう人もいるかもしれませんね。爪切りでも取れそうな気がします。
しかし首イボをハサミや爪切りで切り取るのは絶対におススメできません。
そんなことをしなくても首イボを解消する方法はちゃんとありますし、何より跡が残って大変なことになってしまう恐れもあります。
今回は首イボをハサミや爪切りを使って自分で取ることのリスクと正しい対処法について解説したいと思います。
この記事の目次
首イボをハサミで切るのはよくある治療法
実は首イボをハサミで切るというのはごく普通の治療法です。
最初に聞いた時は「血が出たりしないかな?」とちょっと不安になったものですが、実は実際に首イボの手術でハサミで切り取った人の口コミや治療院の情報を調べてみると意外と簡単で手軽なものだということがわかりました。
値段もそこまで高くはありません。診察から実際の施術まで1万円くらいで済むような治療院もあります。
スキンタッグやアクロコルドンといった5mm以下の小さなイボであれば芯の部分に大きな血管が通っているということもないため出血もほとんどしませんので、局所麻酔で日帰り手術が出来ます。
かと言って自分でハサミや爪切りを使って費用を節約しようというのはあまりおススメできません。
なぜ首イボを自分でハサミや爪切りで切るのが危険なのか?
首イボをハサミや爪切りで自分の手で切るのは絶対におススメできません。その理由は3つあります。
1、跡が残る
一番は跡が残るというのが心配なところですよね。
ハサミなどの刃物を使って首イボをキレイに取り去るにはちゃんとした専門的な技術が必要になります。
そういう技術を持たない素人が自分の判断で切り取れば跡が残ってしまうのはなんら不思議ではないです。
2、見えないところの切り残しが出来る
実際にやろうとしてみるとよくわかるのですが、首の後ろなどの鏡を使ってもなかなか自分では見えない部分のイボを取るのは至難のワザです。
ハサミはもちろんですが、爪切りなんて余計に扱いにくいです。
首の正面側などの見える部分だけなら鏡を見て切り取れますが、正面側にイボが出来ている人はだいたい後ろにも出来ているので、どうせハサミで取るならクリニックで手術を受けた方がいいです。
3、菌が入る可能性がある
なんとかハサミや爪切りで首イボを切り取ることが出来たとして、重要なのはその後の処置です。
ここをおろそかにすると傷口からばい菌が入ってしまって傷が治りにくくなってしまったり、酷い場合は化膿して大変なことになります。
それにハサミや爪切りそのものにばい菌が既についているということもあるので、化膿する可能性も高いです。
場所が首なだけに下手なやり方で化膿するなんて絶対に避けたいところです。
首イボを「ちぎる」というのは最悪
更に、首イボを指や爪で引っ張って「ちぎる」という人も中にはいるのですが、これは切るよりも最悪な対処法です。絶対にやめましょう。
ハサミや爪切りですらばい菌がついていて化膿するかもしれないというのに指や爪で引きちぎるなんてもっと危ないです。
またハサミや爪切りのように傷跡がキレイにならないので跡も非常に残りやすいです。
正しい首イボの解消方法
いま口コミで話題になってきている首イボの解消法として、首イボを消すことが出来るオールインワンゲルというものが流行ってきています。
私自身も首イボがオールインワンゲルで消えるなんてイマイチ信じられなかったものですが、ハサミや爪切りなどで自分で切除するよりはずっとキレイに跡も残らずに消すことができました。
即効性こそないものの基本は普通のオールインワンゲルとしてスキンケアに使うことが出来るものなので、これで首イボが消えるとしたらかなりおトクだと思います。
いずれにしても自分で切除をしようとするのは危険なことなので、ちゃんとしたクリニックで手術をする。もしくは自宅で安価に済ませるならジェルを使うというのがベストな対処法ですね!