横山製薬から発売されている「イボコロリ」はその名前の通り、塗ることでイボを解消出来る医薬品ですが、首イボに対しても同様の効果が得られるのか?というのは気になるところです。
しかし首イボに対してはイボコロリは絶対に使ってはいけません。理由があります。
今回はイボコロリを首イボに対して使ってはいけないのはなぜなのか?首イボに対する正しい対処法は何なのか?というのをお伝えしていきたいと思います。
イボコロリの基本情報
まずはイボコロリの基本的な情報を見て行きましょう。
タイプ | 液体 |
価格 | 974円 |
内容量 | 10ml |
有効成分 | 日本薬局方サリチル酸 コロジオン |
発売元 | 横山製薬株式会社 |
イボに対する有効成分としては「サリチル酸」というものです。極めて強い酸性の物質で殺菌効果が期待でき、イボ・魚の目などの原因になり得る細菌を殺すことが出来ます。
コロジオンについては液体に粘性を持たせるための成分です。イボコロリは液状の薬品なのでイボなどに塗った時にサリチル酸を任意のポイントに留める役割を果たしてくれます。
サリチル酸のイボ解消効果
サリチル酸は殺菌効果だけではなく角質を除去する効果も期待できます。そのためイボコロリに限らずイボ・魚の目の対策商品の多くにサリチル酸は配合されています。
強い酸性で硬くなった皮膚の角質を柔らかくして肌細胞の入れ替わりを促してくれます。
しかし強い酸性の物資であるため刺激が強く殺菌効果も高いのですが、使う場所によっては肌荒れ・炎症を起こしてしまうこともあるのです。
肌が敏感な人は使用を避けた方がいいでしょう。
イボコロリは首イボには使ってはいけない
実はイボコロリはそもそも首イボには使えません。イボコロリを使ってはいけない場所というのが指定されており、以下のようになっています。
- 顔面
- 目の周囲
- 唇などの粘膜
- 首筋などの皮膚の柔らかいところ
- 肛門
製造元メーカーの横山製薬が公表しているイボコロリの使い方に明記されているので、これらの部位には絶対にイボコロリは使ってはいけません。
サリチル酸という成分自体が強力な酸性の成分なので刺激の強さを考えると皮膚の薄い首元に塗るのは肌荒れなどの危険があるため避けた方がいいです。
イボコロリを使って解消できるのはタコ・魚の目
イボコロリは首イボには使えませんが、足のイボやタコ・魚の目などには効果があります。
なのでイボコロリを買うのであれば首イボ以外のイボに対して使わないといけません。
また商品を買ったら見れる使い方の説明にも書いてあるのですが、イボコロリの薬液はイボになっていない健康な状態の皮膚についてしまうと白く軟化して傷んでしまうことがあります。
使う時にはかなり塗る場所に注意して、イボ・魚の目によって皮膚が硬くなっている場所にのみ薬液が付くように細心の注意を払って使わなくてはいけません。
まとめ
イボコロリは首イボに対しては使えません。
サリチル酸はその強い酸性で菌を殺菌するのですが、それだけ刺激が強い成分でもあるので、メーカー側でも首イボに対して使ってはいけないとしています。
首イボに使うのであればもっと刺激が無い肌に優しい成分で作られている首イボ対策商品があるのでそちらを試してみることをおススメします。
私が実際に使って効果が得られたのはあんずエキスやハトムギエキスが配合されているオールインワンゲルでした。
イボコロリのような強い成分は一切使われていませんが、自然のエキスのチカラで早くて数日の間に首イボをポロポロに落とすことが出来るので良かったらチェックしてみてください。