首周りに出来る無数のポツポツ「首イボ」を取るためにイソジンを首に塗るといいらしいという噂がありますが本当なのでしょうか?
イソジンと言えば知らない人はいないくらいの有名なうがい薬です。でもうがい薬が首イボに効くなんてことはあるのかはちょっと疑問ですよね。
結論から言ってイソジンで首イボを取ることは可能です。しかしイソジンが効く首イボと効かない首イボがありますので自分の首イボがどのようなものなのかを知らないとイソジンをいくら塗っても取れません。
今回はイソジンを首イボに塗った場合の効果と、イソジンが効く首イボを効かない首イボの種類について解説したいと思います。
イソジンが持つ効果と首イボの関連性
イソジンの主な効果は殺菌効果です。「ポピドンヨード」と言ってヨウ素が持つ酸化作用を使って殺菌するうがい薬です。
うがいのときに水に混ぜて喉を洗浄することで付着した菌を殺菌して洗い流して風邪予防をするということですね。
首イボの中でもウイルス性の首イボであれば大きさを小さくしたり長期的に使い続けて消していくことも不可能ではないです。
しかし殺菌するというだけの効果では首イボを劇的に除去するようなことはできません。
即効性がありませんので気長にイソジンを毎日首周りに塗り続けることが出来るかどうかがポイントですね。
個人的にはウイルス性の首イボだったなら真っ先に病院に行って診察・治療を受けてほしいところです。
ちなみに首イボの種類はウイルス性だけではないですし、ウイルス性の首イボじゃないとイソジンをいくら塗ってもほんの少しの効果すら得られず「ただうがい薬を首に塗っているだけ」という状態になってしまうので要注意です。
イソジンが効かないのは老人性イボ
「スキンタッグ」や「アクロコルドン」と言われる皮膚の表面が隆起した、小さくて1mm以下、大きくても1cm程度のイボが「老人性イボ」と呼ばれるものです。
主に首周りに発生するのは30代後半から40代50代以上ですが、まれに20代でも出来てしまいます。皮膚の表面が隆起しているだけなので血管や神経が通っていなくて痛みや痒みをほとんど感じないものも多いです。
老人性イボはウイルス・細菌によるイボではないのでイソジンは基本的に利きません。どれだけイソジンを塗っても老人性イボが消えるということは科学的にあり得ないので、老人性イボの人は他の対処法を試した方がいいです。
実際に塗ってみた感想
正直言ってイソジンはうがい薬ですのでそれを首周りに塗るというのはちょっと変な気分です。
妙にスースーはしますが別に首に塗って気持ちいいものでもありませんので、首イボの問題が無ければ絶対に塗りたくないです。
原液のままで塗るのでイソジン特有のニオイもありますし、首のあたりは大きな血管が通っているので塗ったイソジン原液のニオイが体温で周囲に発散されやすいです。
周りの人にイソジンのニオイがバレて変に思われるんじゃないかと思うと気が気じゃなかったです。
首イボのためとはいえあまりイソジンを首に塗るのはおススメできないですね。
首イボを解消するならあんずとハトムギが配合されたオールインワンゲル!
ウイルス性のイボではなく老人性のイボを解消するならイソジンではなくあんずやハトムギなどの首イボに効果的な成分が配合されたオールインワンゲルがおススメです。
パッケージの外側から見てイボのケアをするような化粧品であることはわかりませんので持っていてバレることは無いです。
中のジェルについてもイソジンのような強いニオイはしません。あんずの色はついていますが、首に塗って伸ばすとサラッと馴染んでジェルの色が肌に不自然に残るようなこともないです。
実際に使ってみて首イボを落とすことが出来たのか?という点については使用感をまとめたレビューで解説していますので良かったらチェックしてみてくださいね。
まとめ
イソジンを首イボに塗ると効果があるという噂については決して間違いではないものの、効果が得られるかどうかが首イボの種類によって変わります。
主にイソジンは殺菌効果が高いのでウイルス性イボには効果が見込めるのですが、老人性イボについては特に効果があるわけではなくただ首にうがい薬を塗っているだけという状態になってしまいます。
老人性イボをポロポロに落としたいのであれば、イボケアに使われるあんずエキスやハトムギエキスが配合されたオールインワンゲルを試してみることをおススメします。